■病魔は突然に(MRI検診)

「腰の痛みが改善されないのでMRI検診を受けたいのですが・・。」
整骨院の先生にMRI検診をしたい旨をお願いした。

先生はいくつかの問診と触診をして
『そうですね、レントゲンではわからないのでMRI撮ってみますか。』
『ここではMRIができないので、近くのクリニックに紹介状を書きます。』
『結果はここに送られてくるので、MRI後、ここに来てください。』
と、MRI検査が可能なクリニックへ紹介状 icon-envelope を書いてくれた。

週末に、MRI検診が可能な近くのクリニックに向かう。なおクリニックは駅の近くにあり、電車で向かう。足を引きずりながら。

クリニックに着き、紹介状 icon-envelope を提示し受付を済ませる。医師の診断とMRI検診の注意事項の説明があった。

MRI検診を行うには、
・強力な磁気を使うため全ての貴金属を外す必要がある。
・ヒートテックシャツもNG。らしい。

貴金属、結婚指輪も忘れずに外し。ヒートテックシャツを脱いで診断用の服に着替えMRI検診室に向かう。検診室は、TVで見る銀行の金庫の扉のような分厚ーい扉があり、その向こうに筒状のMRI装置が見える。すごい威圧感だ。

MRI検診室では、担当者がむかえてくれる。

貴金属等の最終確認があり、MRI装置のベッドに横になるよううながされる。そしてヘッドホンをつけ、緊急ボタンを持たされる。

検査には大きな音をともなうため、ヘッドホンを付けるのだ。また、検診中は強力な磁気をともなうため、検査室には私1人となるため、なにかあった場合の連絡用として緊急ボタンを渡されるのだ。

担当者が部屋を出て、金庫のような分厚い扉を閉める。
ヘッドホンから『では検査をはじめます。』と聞こえ機械が動き出す。 ベッドに横になった状態で、ベッドが筒状の機械に入っていく。人が一人入れるぐらいの空間で、パイプに入れられた感じだ。閉所恐怖症ではないが、目の前の天井が圧迫感があり、終始目をつぶっていた。

しばらくして、
ガンガン!ガンガン!
ドンドン!ドンドン!
大きな音が聞こえはじめる。なお、ヘッドホンからは癒し系の音楽が流れている。

腰の中あたりがこころなしか熱く感じる。うーーん、レンシレンジはこのように物を温めるのかー。ちゃんと磁気の強さ機械で調整してるから大丈夫だろう、なんて思いながら・・

目をつぶっていたので、少しうとうとしてきたときヘッドホンから
『おつかれさまでした。以上で検査終わりです。』と聞こえベッドが動き出す。

icon-clock-o 所要時間は約25分程度

磁気で人の体の中を調べるなんて、凄い機械があるもんだなー。と感心しながら帰路 icon-home についた。