■病魔は突然に(悪性腫瘍?)

腰痛に伴うMRI検診から1週間後かかりつけの接骨院へ通院した。

この時までは、ぎっくり腰?椎間板ヘルニア?ぐらいに思って診察に呼ばれるのを待っていた。

診察室に入ると、院長が座っていて、MRI検診結果の画像がうつしだされている。なお、MRI検診の結果の診断は院長が行うことになっていた。

院長は何枚か違う角度で撮影したMRI画像をながめて確認している。

院長「うーーん、左仙骨に白い影がありますね・・・」
院長「ヘルニアではないですね・・・」

私は、少し歯切れの悪い診察結果ダナー と思っていた。MRIの画像では、確かに腰のあたりに白い影があり、素人の私でもこの影が腰痛の原因だということが想像できた。

しばらくすると院長は、私の方向き直って深刻な顔でこう言った。

院長「あなた、子供いるの?」
・・私は2人いる旨伝えた。

院長「直ぐにでも大きな病院で見てもらいなさい。今から総合病院への紹介状を書くので、今日・明日、少なくても今週中には行きなさい・・・」

※この時点で事態は深刻であることを察した。
院長の顔が物語っていた。

いつもは診察の後、リハビリ(電気マッサージ)をしていくのだが、その日は紹介状 icon-envelope を渡され院を帰された。

家に帰り、妻が「どうだったー?」と心配してくれたが。
私は、状態はあまりよくなさそうなこと、大きな病院へ行かないといけないことを告げて、紹介状 icon-envelope と一緒にもらったMRI検診結果の中身を二人で確認した。そこには専門用語が並んでいたが、内容にはこう書かれていた。

======================
icon-edit ・・・・・・
左仙骨に影が認められます・・
悪性腫瘍か悪性リンパ腫および(良性腫瘍名 ※専門用語)
の可能性があります。・・・・
詳細な検査をしてください。
・・・・・・
======================

悪性腫瘍?・・・?
事態は深刻な可能性がある事を察し、二人で絶句した・・・