各検査結果を聞くため、総合病院
で受診日が2017年4月20日だった。ただ病気の原因を特定するには、腰の切開手術が必要で、腫瘍を調査したうえで、病名を確定し、その後GW明けに治療という方針を整形外科の医師に示されていた。検査結果を聞くまでは悶々としながら過ごすこととなる。
< 検査結果 迄(休日) >
家の近くのパワースポットでも有名なお寺にお参りに行く。
「体が大丈夫でありますように!」とお参りをし、病気平癒のお守りを購入。以降、このお守りを肌身離さず持ち歩く。
< 検査結果 迄(平日) >
会社への状況報告 長期休暇の願い 業務の引継ぎを行う。
会社では皆さん心配してくれて、
私の仕事を引き継いだ人は、
「仕方がない。私がやりますよ。」
と文句も言わず引き継いでくれ。
メンバーは泣きそうな顔で、
「大丈夫ですかー。」
「ゆっくり休んでください。」
とほんとうに心配してくださり。
「私の妻も胃がんだったんだよ。今は食欲もあり、元気ですよー大丈夫ですよー」
と、励ましてくれたり。
「いいですね、長期休暇ー。」
とも言われたが。
なんとか、会社と調整した。
※その後、妻が会社の人事部へ連絡を入れ、モロモロの事務処理の対応をしてもらう。
< 検査結果 (前日) >
妻と二人でお気に入りのレストラン でランチビュッフェに行く。
ただ、会話はどうしても暗い話になってしまう。
途中、悲観的な話になり、二人で泣いてしまう。
いつもは、美味しくてガッツリ食べるのだが、その日は味を感じずいつもの半分ぐらいしか食べれなかった・・
< 検査結果 (当日) >
妻と総合病院 に、混雑のため予定の診察時間よりも1時間待たされた。
待ち時間はものすごく長く感じた。何を言われるんだろう?と頭の中で想像がいろいろ頭をめぐる。妻の手汗が凄い。
※受験の合格発表よりも緊張する・・
名前を呼ばれ、いざ診察室へ深呼吸して入室。
医者から
『検査結果から腫瘍以外にざっと見は異常値はないですね。』
『腫瘍は3センチぐらいです。』
『腫瘍が神経を取り込んでいるので坐骨神経痛が起こっています。』
『悪性腫瘍の他に感染症(結核)の可能性もありますね。』
『結局、切開手術をして腫瘍を確認する必要がありますね。』
『手術は全身麻酔となります。』
『手術室の予約が明日しか空いてないので、本日から入院とさせていただきますが、大丈夫ですか?で明日手術しましょう。』
んっ? んん?今日から入院・・!?心がついていけない・・
※ただ末期がんと診断されなかったのが救いだとも思った。
私は病院に取り残され、妻は、入院準備のため急いで家に準備に帰った。