■寛解導入療法(輸血)

抗がん剤治療(化学療法)で血小板が少なくなった。血が止まりにくい状態になったため血小板輸血を2回行った。血小板はうすい黄オレンジ色をしている。また血小板を含め血液製剤は使用期間が決まっていて保存がきかない。

輸血は善意ある人たちの「献血」によって助けられている。改めてそう思った。ありがたく輸血を受ける。健康な時はあまり気にしていなかった事が、病気になって見えてくることがある。献血もその1つだ。

以前、看護師と献血について話した事がある。

看 『私の妹が献血が好きなんですよ。私が医療関係の仕事してるのでこの間誘われて行ってきたんです。』
私 「自分は針がダメなんで、献血はいかないなー。」
看 『私もそんなに乗り気じゃなかったんだけど。それが、献血の人たちって注射すごく上手で、針刺してもそんなに痛くなかったの。献血用の注射器って血液の成分を壊さないように太めの針つかってるのにもかかわらず。』
看 『今、都内の献血ルームってすごく綺麗になっていて、ジュースやお菓子が出るし、カフェみたいになってるの。それに自分の血液の状態も無料で調べてくれるから。とってもいいよー。』
それに加えて輸血を必要としている人助けにもなる。

皆さん、この世の中に輸血を必要としている人がたくさんいます。ぜひ機会があれば献血に行きましょう。