■寛解導入療法(看護師2)

入院生活が長いと、さまざまな看護師さんにお世話になる。基本的にみなさん親切でとても気にかけてくれ助かった。ここで、お世話になった看護師さんを簡単に紹介する。

 icon-github-alt (いつも気にかけてくれる)Nさん
Nさんは病室にくるたびになにかと気にかけて声をかけてくれる。私が病室でいつも浮かない顔をしていたのだろう。週末には『世間は連休ですよねー、でもどこ行っても渋滞ですよねー』とか『この病室にずーといると気持ちが沈むので、病室好きにしてよいですよー、他の部屋のおばあちゃんなんかは孫の写真かざってますよー』とか『病院食は無理して食べなくてもいいですよー』とか。なにかと私が辛いことや困っていることを察知して、たわいもないことだが声をかけてくれるのだ。それがとてもうれしかったというか助けられた。Nさんが担当の日は、安心できた。

 icon-github-alt (とても慎重な)Yさん
Yさんは何かととても慎重である。医師が処方した点滴薬については、看護師が対応するのだが、その場合患者の腕のバンドのバーコードと電子カルテのシステムを照合しOKであれば点滴をつなぐ。その際、私に名前と生年月日を確認もする。そこまでする看護師は多少いるのだが、Yさんはその他にも全てにおいて、私の名前と生年月日を確認する。薬を持ってきたとき。ごはんを持ってきたときもだ。「いやいや、わかるでしょ?」と言いたくなるのをこらえ、名前と生年月日を言うのである。で自分で2~3回復唱してから対応する。また、薬を飲んだ後も薬の殻をチェックするのだ。『薬のみましたー?殻を見せてもらえますかー?』というふうに。
厳重にチェックすることで薬の取違え、患者の取違え事故を防ぐためと思うので素晴らしいことだ。ただ少しやりすぎでは・・と思ってしまう。

 icon-github-alt (腐女子な感じ)Tさん
Tさんは腐女子な感じ。しゃべり方とかしぐさが腐女子なんです。血糖値チェックの時は『血糖値チェックしまーす』バチン『158。あー残念・・インスリン注射。』と。なんか、たんたんとする感じなんだけど、どこかゲームをしているような感覚で対応していく。医師に点滴を差し替えてもらったとき、『あーっいい血管に入れてもらいましたねー、すごく入りがいいですよー』って点滴ルートに逆流した血液を入れたり出したりしてみたり。人の血管で遊ばないで・・ただ、 なんだかんだ、安定感があるので、この仕事って腐女子のような人がむいている?なんて思ったりした。

 icon-github-alt (いつも事務的なめがねの)Mさん
Mさんは基本事務的である。『今日は××と○○の薬がはいっているので△時と□時に点滴つなぎますね。』『今日の薬おいておきますね。』余計なことは言わない。そしてきっちりと仕事をこなしていく。彼女の頭の中に、次の仕事・次の次の仕事・・と段取りが組まれているのだろう。私が「ちょっと熱っぽくて、アイスノンいただきたいんですけど・・」とお願いした時、『わかりました、すぐお持ちしますねー』、、(アイスノンを持ってきて)『ついでにお熱と血圧を測りますねー』って感じにやることに無駄がない感じにこなしていくのだ。
もう少しくだけてもいいのにーー、なんて思ってしまう。けどめがねキャラにあっているのかも・・

 icon-github-alt (空まわりしちゃう?)Oさん
Oさんはいつも一生懸命。ただ空回りしてしまうところが・・。点滴について液が無くなると血液が逆流するのでナースコールで看護師さんを呼んで対応してもらう。Oさんが点滴をセットした時は、点滴の落ちる速度を時計できっちりはかったうえで『○○時ぐらいに点滴無くなると思うのできますねー』といって部屋を出る。○○時に病室に来るのだがまだ点滴液が残っている・・『あーまだもう少し残ってますねー』って言って5分後ぐらいにまた来て『うーん、あとちょっとですねー』といってまた出て行ってしまう。けっきょく点滴液が無くなって、私がナースコールすることに・・。また私が味覚障害でごはんおいしくない時に、『退院したら何食べたい?』というふうな食べ物の話を振ってきて盛り上がる。その後病室にきて『さっきはごめんなさい。食欲ない時に食べ物の話しちゃいまして。。』と謝ってきた。
一生懸命はとてもいいこと。全てに悪気がなく応援したくなる。

 icon-github-alt (とても頼りになる)Sさん
Sさんには非常にお世話になった。仕事ができる、バランス感覚もばつぐん。私の担当になる機会も多く非常に助けられた。絶大な信頼をおける看護師さんだ。お姉さん的な感じがあり、相談毎をなんでも話せる雰囲気をかもしだしている。相談するとすぐに『先生に確認するね。』と。そして確認できた事はまずSさんから連絡をくれる。『先生はこう言ってたよ。後で説明に行くって。』というふうに。また、家庭の話や子供の話、たわいもない話をし気分を紛らわせてくれもした。

その他にも、たくさんの(キャラの豊富な?)看護師さんにお世話になっている。