■一時退院(スプリセル)

今回はスプリセル(ダサチニブ)について

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商品名(製造・販売会社):
スプリセル(ブリストル・マイヤーズ)

一般名:
ダサチニブ

効能効果:
フィラデルフィア染色体という異常染色体が、チロシンキナーゼという酵素を作り出す。この酵素が骨髄細胞の分裂を異常に起こし、白血病細胞を作り出してしまう。ダサチニブは、チロシンキナーゼのはたらきを阻害することを目的として開発された分子標的薬。

副作用等:
血小板減少症、胸水、肺水腫、腹水、脳・硬膜下・消化管の出血、間質性肺疾患 等

その他:
色は白色。
2009年1月に承認された薬。
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今までグリベックを服用していたが、通院期間にスプリセルへ変更となった。

主治医曰く『グリベックの治療にともなう服用期間は42日。』らしく。私は42日間グリベックを飲み続けたので、次はスプリセルに移行するとのことだ。スプリセルは一日2錠、朝食後と夕食後にそれぞれ1錠ずつ服用すれば良く。薬を飲む煩わしさは減る。ただ副作用のリスクがある。主治医曰く『肺に水が溜まる可能性があるので定期的に胸部レントゲンが必要。』とのことだ。副作用が出なければ良いが・・

グリベックには色々悩まされた。まず食欲不振時にご飯を食べずにグリベックを服用した場合、吐いてしまう。一時期は週3日吐いてしまった。おそらくグリベックの影響だろうと思う。また、一時退院時、プレドニン(ステロイド薬)の量をへらしたのだが、肌に赤い湿疹が出た。おそらくこれもグリベックの影響だろうと思う。グリベックは6錠を1回で服用する必要があり、飲むのも大変ではあった。

グリベッグもスプリセルも小さい薬だ。こんな小さい薬で白血病細胞を抑えることが出来ると思うと。薬とは恐ろしいものだ。なお、病院でスプリセルを処方され、薬局で受け取る。その時の請求額ときたら・・保険適用でも3万円程度だった・・

私はスプリセルを1日(50mg×2錠)100mgを服用する。
なお薬価は、1錠で約9,500円と言われている。なので、1日(9,500円×2錠=)19,000円!!。1カ月服用で『57万円!!』そこから保険が利くとはいえ高すぎる!!。薬価代はなんとかならないものなのか??

ただ、私が生きながらえるためには、スプリセル様が必要なのである。