■一時退院(治療状況)

一時退院後すぐに通院し骨髄検査(マルク)を実施した。マルクは治療室のベッドで実施する。治療室は、一般の待合室から扉を1枚へだてた部屋で、そこにベッドが3台置かれていて、カーテンで仕切られただけの空間だ。そこで腰を出してマルクを実施した。こんな場所で『うぎゃー。』とか『いたたた!』とか言えないなーと思っていたら。主治医が対応してくれたため、痛みはそんなになかった。30分の安静時間も携帯をながめていられるぐらい平気だった。『やっぱ主治医はマルク上手いなー』と思う。なおこのマルクの結果で今の治療状況を判断するとのことだった。

一時退院時は週2回通院していた。なお今後の治療に関しては「移植」を実施する必要があるため、都内の大学病院へ転院する事になっている。ただ都内の大学病院で入院の調整をしているのだが、まだ明確にいつから入院か決まっていない状態が続いた。入院日が決まるまでは、今の病院に定期的に通院して状態を確認してもらっている。

数日後、骨髄検査の結果が出た。結果は『寛解』状態とのことだった。まずはこの寛解導入療法は問題なくクリアーしたことになる。少し安堵した。

都内の大学病院から、入院日の確定した連絡を受けた。最後の通院日に主治医から大学病院への紹介状(引継ぎ資料) icon-envelope を受けとる。最後に主治医に「ありがとうございました。」と深々とお礼をし診察室を後にした。