心機一転：あることをきっかけに、すっかり気持ちや心をよいほうに入れかえること。
朝の９：３０。妻と子供、妻の母にも付き添ってもらい病院の前に着いた。今日から転院／再入院する都内の大学病院 だ。病院の１Ｆで入院受付を行う。土曜日入院だというのに私で１４番目の受付だった。さすが都内の大学病院、入院患者も多い。入院受付を済ませ、エレベーターに乗って血液内科病棟に向かう。病棟に着いて、まず入り口からは子供が入れないようになっている。そのため、子供と妻の母には外のエレベータホールで待っていてもらう。私と妻で荷物を持って病棟に入っていく。中に入ると、ニット帽をかぶった患者さん、頭が坊主の患者さん、首から点滴をしている患者さんが見える。私と同じような患者がたくさんいるのだ。
看護師に案内されて、病室に向かう。そこは４人部屋の無菌室だった。持ってきた荷物を棚にしまい。看護師から病棟の説明をうける。給湯室の説明、冷蔵庫の説明、レンシレンジ。おしぼりや保冷剤の場所、また体重計、血圧計の場所の説明があり、全て自分で対応するようだ。以前の病院と比べ患者が自分でやる仕組みのようだ。患者数が多いためだろう。
そのうちお昼になり、妻と別れ私は病院食を食べる。お昼過ぎに妻から連絡があり、そろそろ帰るとの事、そこで血液内科の病棟の外のエレベータホールで子供たちとバイバイする。これからまた１ヶ月以上子供に会えない日々が続くだろう。はぁーツライ、早く家族で休日をゆっくり過ごせるような生活を取り戻したい。
ついに最後の砦まできた。この病院で移植が終われば、長い入院生活に終止符をうてるハズだ！！心機一転。頑張ろう。