■地固め療法2回目(便秘)

入院中は、尿の回数と便の回数を毎日看護師に聞かれる。そして数日間便が出ないと、便を出すように下剤が処方される。便が体に溜まると、便が固くなってお尻が切れ、そこから細菌が入る。というリスクがあるのだ。また、細菌の多い便をお腹に何日も保持すること自体リスクになるとのことだ。

今回の抗がん剤治療でも便秘に悩まされた。健康な時から便秘気味で毎日出るような体じゃなかった。ましてや抗がん剤治療で食欲もなく食べる量も少なくなっている状態で毎日便が出るわけがない。

便秘解消には以下の薬を使う。
・プルゼニド  :大腸刺激性下剤、錠剤
・ピコスルファート :大腸刺激性下剤、液体、量を調整できる
・マグミット  :酸化マグネシウム、便をやわらかくする

便秘になるとだいたいこんな感じになる。
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便秘1日目:便が出ない
⇒プルゼニド服用。

便秘2日目:便が出ない
⇒プルゼニド、ピコスルファート(数滴)服用。

便秘3日目:便が出ない
⇒プルゼニド、ピコスルファート(数十滴)、マグミット服用。

便秘4日目:便が出る。
⇒お腹痛い、トイレにかけこむ、計4回ぐらい。水下痢になるまで出る。

繰り返し・・(次の日からまた出ない)
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医師は、薬を常時服用してでも、毎日便が出るようにしたい。と言うが。これは体質だから改善は無理な気がする。