■移植前検査(リハビリセンター)

移植治療を行うと長期間ベッドから動けなくなり体力が落ちてしまう。ただ移植後に体を回復させていくには歩いたりする体力が必要だ。そのため、リハビリテーション科で定期的にリハビリを実施していく。リハビリは移植前から実施して体力を維持していくのだそうだ。そのためリハビリテーション科(リハビリセンター)に向かう。

リハビリセンターでは、まず基礎体力を測定するため握力測定、立位体前屈を計測した。なお、握力は右27.5、左26.2ぐらいだったと思う。私の年齢だと40後半ぐらいが平均値だが、半分弱ぐらいしかない。凄く筋力が落ちている。。と悲しくなる。

そして次に足の筋肉年齢を調べる。筋肉年齢の測定はエアロバイクのような機械のペダルを力いっぱい5回漕いで、そのときの力で計測をするらしい。機械のペダルに足を固定し、「では、いきます。よーいスタート。」と同時に力いっぱい漕ぐ、ただこのペダルめちゃくちゃ重い。。なんとか力いっぱい5回漕ぎ終わった。結果は機械のディスプレイに表示される。肉体年齢は・・なんと「82才」と表示された・・。私は絶句ののち医師に「もう一回やらせてください。」とお願いする。でも医師は『もう一回やってもあんまり変わらないですよ。この値をベースにこれからリハビリ頑張りましょう。』とリトライはさせてくれなかった。

82才かー・・、普通に歩けてると思っていたので結構ショックである。確かに、病気になって以来は走るという行為は一度も出来ていない。それでも今の状態はあまりにも筋力が無さすぎる。次のリハビリから少し気合を入れて頑張るようにしたい。