■移植前検査(ガリウムシンチ)

ガリウムシンチという検査を受ける。ガリウムシンチとは、放射性薬剤(ガリウム)を事前に注射し、専用の機械のカメラで全身を撮って、腫瘍や炎症、または発熱の原因を調べる検査となる。

検査には、まず放射性薬剤(ガリウム)を注射する。ガリウムシンチの検査は専用の場所があり、そこまで行き注射をうける。量はそんなにたいした量ではない。注射をうけて2日後にカメラの検査がある。

カメラ検査の日に検査場所まで歩いて行く。検査内容はMRIと同じ感じだろうか。金属類を全てはずし、MRIと同じかそれよりもごつい筒状の機械がついた診察台に横になる。そして検査中は動かないで下さいと、腰・腕をベルトで固定される。そして顔すれすれのところまでカメラ部分の機械を動かしてセットする。それでは始めていきますねー。と検査技師が検査室から外に出た後、機械が動き出す。機械は顔部分からお腹・腰・足に向けて全身スキャンしていくように、ゆっくり動いていく。検査時間は約30分ぐらいだろうか。私は終始目をつぶってうとうとしながら検査が終わるのを待っていた。特に気持ち悪くなることもなく。終わって普通に歩いて病室まで戻った。

この手の検査は、MRIやCTそしてPET検診でも同じような検査をしているため慣れっこだ。結果については特に医師から聞いていないので問題なかったものだと思う。