私は今会社を休職中のため収入がない状態です。妻も専業主婦のため収入はありません。そんな中、毎月の住宅ローンの請求はきますし、生活費もかかります。また子供の養育費、学費や習い事のお金もかかります。子供の習い事は私が病気で働けなくなっても継続して続けています。そういった意味では病気前と病気後では生活水準は変えていません。ただ収入がなくなったので家計は火の車です。正直今は保険金を切り崩して生活していて、このまま同じ水準の生活を続けていくと家計はいづれ沈没してしまう状態です。そんな中で生活費の足しになっているのが傷病手当金です。
今回、傷病手当金について調べてみました。白血病の治療は長期に渡ります。そのため傷病手当金を受けることが生活をするうえで必須になります。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
・傷病手当金は最長１年６ヶ月間支給されます。
・傷病手当金は標準報酬月額の約２／３の額支給されます。
・傷病手当金は連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかった時に支給されます。
・傷病手当金は病気やケガの療養のための休業した場合また自宅療養の期間にも支給されます。
また、支給には申請が必要で、私は会社の人事総務部を経由して健康保険組合に申請しています。また申請には事前に医師の意見書も必要なため、まずは病院で申請書（医師の意見）を記載してもらう必要があります。そして申請期間は療養した実績日の後に申請する必要があるためお金が支給されるのは結構後になってしまいます。そのため即お金がもらえるわけではありません。それでも生活をしていく上ではありがたい制度です。
なお、傷病手当金は標準報酬月額の約２／３の額です。例えばもともと給与が３０万円支給されていたら、傷病手当金は約２０万円の支給です。また最長１年６ヵ月という期間指定もあります。これだけでは今までの生活を維持するには無理があります。このままでは家計はいつか沈没してしまうのが実態です。そのためいつかは職場復帰を考えなければなりません。今は体の調子と貯金額、また傷病手当金の期限も勘案しながら復帰時期を検討中です。
今までは生きるために日々の治療を乗り越えてきましたが、今後は家族を養って生活していく事もかんがえなければなりません、まだまだ悩みがつきません。がんサバイバーの始まりです・・強く生きよう。