■寛解導入療法(プレドニン)

今回はプレドニン(ステロイド薬)について

私はこのプレドニンを抗がん剤治療に向けて服用をはじめた。抗がん剤治療が終わるまでの約1ヶ月間服用を行う。なお1日に、5mg×10錠=50mgを服用することになった。なお基本的に成人は1日(1錠~12錠)が目安のため比較的多い量の服用だ。なおプレドニン服用しはじめて、以下の副作用が発生した。
①体重減少
②血糖値の上昇

ここで、プレドニンについて簡単に説明する。
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効能効果:
抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用、代謝作用 また
白血病において、血液中の’好酸球’という白血球の一種を減少させる作用がある。
※プレドニンはこれらの効果から様々な病気に用いられる。ただし病気の原因そのものを治す薬ではない。

副作用:
足の痛み・むくみ、手足のしびれ、全身倦怠感、食欲増進、悪心・嘔吐、食欲不振、血糖上昇 等

その他:
色はうすいだいだい色。大きさは直径5mmと小さい。味は苦い。
服用中はグレープフルーツを食べてはいけない。
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発生した副作用の内容は以下になる。

①体重減少
プレドニン服用に伴い、毎日朝1に体重測定をする事になった。服用し始めて体重が1日約0.5kg程度減少していく。1ヶ月服用だと、0.5kg×30日=15kgも減少してしまいそう・・
※医師に確認したところ「代謝作用があるので筋肉が減少し体重が減っている。」とのことだった、体重が増えていかなければ良いとのことだった。

②血糖値の上昇
プレドニン服用に伴い、インスリンの働きを抑制し、血糖値が上昇した。血糖値の上昇はいいのだが、血糖値上昇に伴う血糖値測定これが地味ーに地獄だ。 ※個人的には、尿道カテーテルの次に嫌だったかも・・

血糖値測定は、ペン状機器を指先に押し当て「バチン」と針を刺し血を出させる。そして、その血を測定機器(体温計みたいな機器で先に血を付けると血糖値がわかる)に血を付けることで測定できる。これを、朝食前、昼食前、夕食前、就寝前の1日4回実施する
※この血糖値測定に伴う、指先の痛みはそこまで痛くはないが伸ばしたゴムでバチンとあてられた感じ指に赤い斑点が約1日~2日残る。

また、血糖値測定で血糖値が150以上だとインスリンの皮下注射のお代わり付きだ。私は、朝食前以外の3回はお代わりをもらっている。

なお1日4回以下のやり取りが看護師と行われる。
<ここから>
看「血糖値測定しまーす。」

私 はぁーまたこの時間がきたー・・今回はどの指にしようか・・
私『この指でお願いします。』

看「少しちくっとしますよー。」バチン(指から血が出る)血糖値測定器を血につける。
私 イッター・・※すごく痛い訳ではないがいい気はしない。

看「血糖値はXXXですね。」
私 ああ、また150超えてる・・

看護師が血糖値の値を確認しインスリンの皮下注射をもって再度病室にくる。
看「血糖値が150以上だったので、インスリン注射しまーす。」
看「どちらの腕にしますかー?」

私 うーまた注射かー・・今回はどっちの腕にしようか・・
私『こっちの腕でお願いします。』

看「少しちくっとしますねー。」
私 イッター・・ ※看護師によっては痛くなかったりするがいい気はしない。

看「はい終わりましたー。」
<ここまで>

この血糖値測定のくだりが1日4回も発生し憂鬱になる。※指先パッチンが4回/日×30日=120回も・・皮下注射は約3回/日×30日=90回も・・・。指先と腕が、かわいそうである。

あー早く、血糖値地獄から抜け出したい icon-frown-o 。