■寛解導入療法(看護師)

看護師さんにはたくさんお世話になっている。看護師さんは患者の気持ちになって、患者が困っていること、望んでいることをくみ取って対応してくれるととても助かる。こちらは弱っていたり精神が不安定なため、時には理不尽になってしまったりするのだが、そんなこともふまえて対応してくれている。

私が入院した病院では、まず朝8時ぐらいに担当看護師が『今日担当する○○です。よろしくお願いします。』と病室に挨拶にくる。担当看護師は患者1人に対して2名つく。なお毎日担当が変わる。決まって言うのは『体調いかがですかー?』と気遣いの言葉。そして朝一に簡単にベッド、ご飯を食べるテーブルを掃除してくれる。

毎日、朝・昼・晩の問診がある。電子カルテ(上にノートパソコンが置いてあり下に棚があり薬や血圧計などを置いた大きなガラガラ)を持って、問診にやってくる。体温・血圧・脈拍・血中酸素の量を測定し電子カルテに書き込むのと、朝は体重・昨日の尿・大便の回数の確認。痛みやしびれの状況、困りごと等を確認し、電子カルテに書き込む。

あと、朝・昼・晩・寝る前の血糖値測定や、採血の対応、朝・昼・晩の薬の支給、点滴の状況を定期的に確認、次の日の検診予定の説明、レントゲンや歯科検診の診察時間がきたら患者へ依頼、場合によっては車椅子で患者のアテンド。等々多岐にわたる。それに加え各患者のナースコールの対応も行う。よく、私の病室に来てもナースコールで携帯が鳴っていた。

看護師さんの仕事はとても忙しそう。体力・気遣いが必要な職種だと思う。

私の「ひとこと困った。。」にもいろいろ察してくれて、気遣いを持って対応してくれる。

私「熱っぽいです。」
看『アイスノンお持ちしましょうか。』持ってきたあとは、枕の上のタオルに巻いてくれる。

私「吐気がします。」
看『吐気止め入れましょうか?』『吐気止めは30分後ぐらいに効いてくるので、ごはん食べる30分前ぐらいにいれますねー』と吐気止めのベストなタイミングを決めてくれる。

私「薬が小さくて飲みづらいです。」
看『これ使ってください。差し上げますよ。』透明の小さいカップをくれる。これに入れて飲めば飲みやすい。

私「白ごはんの匂いがダメで食べれないです。」
看『ご飯をめん類に変えれますよ。変えておきますね。』『あと、ご飯が運ばれて来たら勝手に病室に持ち込まないように対応しますね。』1回ごはんの内容を確認して、私が食べれそうな物だけ病室に持ち込むように対応してくれる。

他にも、たくさんの細やかな気遣いをしてくれ、不安いっぱいな入院生活においてたくさん手助けをしてもらっている。家に早く帰りたい!と思うけど、体調悪い時はむしろ看護師さんがいる病院のほうが安心かもしれない・・。