■地固め療法1回目(CVカテーテル)

いつかはこれをやる必要があると思っていた。そしてついにこれをやる日がきた・・それはCVカテーテル中心静脈カテーテルともいうらしい。この病院に転院して患者さんがほとんど首からカテーテルを通していた。そのため自分もいずれはやるのかなー。と思っていたら。入院初日の夕方にそれは訪れた。

医師が来て、「これからCVカテーテルをつけるので処置室までお願いします。」と・・私は新しい病院に来て少しは慣れてからと思っていたが、、そんな待ち時間もないらしい。

しぶしぶ処置室まで行く。正直、首に針を刺すなんて恐ろしや。なんて思っていたので、CVカテーテルはどうせならやりたくなかったが・・

処置室でベッドに横になる。肩に力が入ってしまう・・。治療用のシートを顔にかぶせられる。首の部分だけ丸く切り抜かれているシートだ。

医師が「ちょっと冷たいですよー。」と何かを首に塗られる。血管の場所をエコーで調べている。「ここにいい血管ありますねー。」と聞こえ。少しして「少しチクットしますねー。」と首に麻酔注射をうたれる。麻酔は痛いが、それ以降は痛みはない、ただ首の太い血管にカテーテルを入れられている感覚がとても違和感がある。最後に「いま縫っているので、それで終わりです。」処置は終わった。処置は5分から10分ぐらいだろうか。思ったより痛くはないが、処置中の違和感はすごかった。ずーっと首に力が入っていた。

CVカテーテル手術後は約2日ぐらい、違和感で首がまっすぐにできなかった。何人かの看護師に「首がいがんでますよー。」って何度言われたことか・・

ただ、CVカテーテルをしてわかったのは、腕の細い血管への点滴と違い、首なので邪魔にならない。また血管が痛くならないので入れてしまえば非常に楽である。