2017年6月26日
病院のカンファレンスルームで、治療方針説明が行われた。今回は地固め療法の化学療法となる。
■治療期間
約3週間の入院(予定)
■治療内容
化学療法(抗がん剤治療)
使用する主な薬・抗がん剤
◆経口薬(飲み薬)
1.スプリセル(チロシンキナーゼ阻害薬)
_期間 :14日間(内服)
_主な副作用 :骨髄抑制、体液貯留、消化管出血
◆点滴薬
1.メソトレキセート (黄色)
_投与時間 :24時間
_主な副作用 :急性腎不全、重度の皮疹
_⇒多量の点滴を行い、尿のアルカリ化確認、解毒剤投与
2.キロサイド
_投与時間 :3時間×4回
_主な副作用 :骨髄抑制、シタラビン症候群、中枢神経障害
_⇒アレルギー予防、点眼
3.ソルメドロール (ステロイド薬)
投与時間 :3日間
主な副作用 :高血糖、骨粗しょう症
■その他
・メソトレキセートの毒性を軽減させるために、ロイコボリン注を投与する。
・メソトレキセートが体内に溜まらないよう、大量の輸液を使用する。尿量が少ない場合は利尿剤を使用する。
・キロサイドによる眼症状を予防する目的で点眼を使用する。
以上が治療方針となる。この治療は「HD MTX-ARA-C」治療というらしい。
寛解導入療法時の抗がん剤治療は非常に辛かった。今回はもう少し楽ならいいのだが・・。ふぅ、また抗がん剤治療がはじまる・・