■地固め療法1回目(病院食)

無理なものは無理。

抗がん剤の副作用で必ず食欲不振になる。今回も抗がん剤投与2日目から胸焼け・吐き気で病院食が食べれなくなった。そのため持込みのフルーツジュースやゼリー、小さいカップめんで食事をしのいだ。寛解導入療法時は病院食の匂いだけで吐いてしまったが、今回は吐くまではいかなかった。うまく吐き気をコントロールできたからだろうか。1週間後から徐々に病院食も食べれるように回復してきた。

しかし、病院食ってなんでこんなに魅力がないのだろうか?病院食が運ばれてくるだけでうんざりする。薄味の野菜のおかずや煮魚、味がうすい?味噌汁、味覚障害のためか、白ごはんでさえも美味しくない。どうしても病院食は私には無理だ。無理なものは無理なのだ。

病院食を自分で配膳棚に返すとき、他の患者さんのご飯も結構食べれず残しているのを見かける。
病院食のメニューを見直すべきだと思う。味付けが全体的にうすいのでもっとアクセントがほしい。また色合いが質素なので見た感じの彩りを食欲がそそるようにしてほしい。お皿を変えるだけでもいいのに。

患者がメニューを選べるようにするのはどうだろうか。メニューは日替わり定食、ラーメン・そば・うどん、かつ丼・牛丼・カレー・ハンバーガー、中華など。フードコートのようなメニューを選べるようにするとか。そうすると、食べたいものが食べたい日に食べれる。場合によって無菌食用などのメニューも用意してほしい。

もっと患者目線で食べれるメニューに改革してほしい。病院食は保険適用ではなく実費で払っている。食べれないご飯にお金を払うぐらいなら、少し高くても食べれるご飯にお金を払いたいものだ。