■造血幹細胞移植(生着日)

生着日とは、移植後の白血球の好中球数が3日連続500以上になる最初の日をいう。

白血球が一時的に0の状態となり、定期的に医師に白血球の値を確認していたがいっこうに値が上がってこない。医師が「のんびり屋さんなんですかねー。」と冗談交じりで説明をする。その間は抗がん剤の副作用でつらい時期だった。移植17日後、医師がやっと「好中球が300になりました。」と説明してくれた。そのときは、ほんと良かった自分の体で血を作り出してくれていると思った。その翌日の移植18日後には好中球が1000をいったとのこと。その後も好中球は増え続け、生着日はDAY18となった。

生着してからは、体調はだいぶ回復傾向になった。まず喉の痛みが小さくなり良くなった、痛み止めを使わなくても薬が飲めるぐらいに。下痢もおさまった。ただ体のダルさはまだまだ残っている。