■外来受診(風邪に打ち勝つ)

くしゃみ、鼻水、喉の傷み・・熱を測る、38℃を超えている。風邪だ。移植した病院に電話し症状を説明する。病院からは「お近くの病院で診てもらってください。」とのことだった。おーっ、そうなのかと思った。退院して数ヵ月後に熱を出した時は、「病院にこれますか?」と言われ緊急で病院に行って、点滴やら何やらで大ごとだったのに。。今は病院側もそんなに慌てた対応ではなくなっていると感じた。

そして近くの病院で受診する事に。病院では問診票が渡され問診票の記載欄を埋めていく「以前に大きな病気をしたことがあるか?」の問いには『はい』に〇を付け、病名に『急性リンパ性白血病』と記載し「今飲んでいる薬はあるか?」の欄にも薬の名前を沢山記載する。今まではこのような問診票には、ほぼ『いいえ』に〇する事しかなかったのに。。書く事が多くなって大変だ・・

そして名前が呼ばれ診察室に、医者は問診票の内容を眺めながら、今飲んでいる薬についてなど何点か質問があり。追加で風邪薬を処方してもらった。

薬を飲んで、数日間風邪と格闘する日々が続く、数日で熱が下がり、1週間ちょっとで咳、鼻水もなくなった。そして風邪は治った。病院に行ったとはいえ、今回は普通の人と同じように近くの病院で受診して風邪を治すことができたので、自分の力で風邪を治せたような気持になった。きっと私の体は強くなっている。風邪に打ち勝ったのだから。