■外来受診(障害年金8)

”受診状況証明書(初診日の証明)”を手に入れるために、私の白血病が発覚する契機となった、整骨院に向かう事となった。(この接骨院は、当初、私が鋭い腰の痛みより受診した場所である。この腰痛が結果的にMRI検査などで白血病と分かったのだが・・)整骨院は、家から歩いて行ける距離でもあるため体力づくりも兼ねて歩いて行くことにした。ただ病気が発覚した時は非常に強い腰痛のため、当時は歩けもせず、妻に車で送ってもらった場所ではあるが・・

事前に電話で説明したうえで、整骨院の受付でも同じように説明し、普通の診察と同じように待合室で待ったうえで名前が呼ばれ診察室に入る。
診察室に入ると院長が座っていた。私の腰痛を見てもらいMRIの影から、明らかにただ事ではないと判断し、総合病院の紹介状を出してくれた院長である。
そして院長が「あー、あの時の。どうなったか心配してましたよ。」と一言。
なんと、私の事を覚えてくれていたのだ。そしてなおかつ私の事を心配してくれていたのだ。
1年半ぐらい前に診察を受けて、紹介状を出してくれたとはいえ、数回の診察を受けただけの私の事を覚えてくれていただけでなく、心配までしてくれていた事にとても感動を覚えた。涙が出そうなくらい嬉しくなった。

私はそれから、院長にそのときの病気は白血病であった事、1年程度入院し、骨髄移植を受けた事、そして退院し今はこんなに元気になった事を矢継ぎ早に話した。

院長は、良かった、良かった。という風に私の話を聞いてくれた。そして私に少し質問を加えながらカルテに追加書きをしていた。一通り今の病気の話が終わると「で、受診状況証明書ですね。」と「では発行しておきますね。」と”受診状況証明書”を発行してもらう事になった。

整骨院に来て本当に良かった。院長が私の事を心配してくれていた事と、今回こうして元気になった事を報告ができたということに。


後日、整骨院で受け取った”受診状況証明書”を年金事務所に郵送し、やっと障害年金の申請書類が出そろった。あとは審査結果を待つだけだ。