■外来受診(ヘルプマーク)

外来受診で、私の一週間後に移植されて、私より早くに退院された女性のかたによく合う。入院中からもお互い励ましあっていた、移植後に目が見えづらくなったり、肌のGVHDなどいろいろ大変な状況もあったが、食事や運動をご自身でとても頑張っていて、気が付けば私より早くに退院していった。

そんな彼女に外来で会うとお互いの生活の大変なことや体調などの状況についてよく話をする。移植時期が近いので共感する部分も多く話しているととても励みになる。その方から先日ヘルプマークをいただいた。赤い長方形の札に白でプラスとハートが記載されている。
まだまだ、体力も低く街中を行動するのに不安があるからとの事でわざわざ私にも持ってきてくれたのだ。早速私のカバンにつける事にした。

通院には電車で片道一時間程度かかる。始めの1ヶ月ぐらいは通院に妻にも帯同してもらっていたのだが、2カ月目以降は一人で行くことが多くなった、そんな時電車で立ち眩みや気分が悪くなった時にと思いヘルプマークをつけておけば周りの方が察してくれるかもと思っている。ただ、まだまだヘルプマークの認知度は低いと感じる。私自身もヘルプマークの存在は、少し知っていたが街ではあまり見かけることもなく意識もしていなかった。マタニティーマークは妻が子供を妊娠しているときにつけていたため、電車でも気にかけるようにはしているが、ヘルプマークは見かけないし気にかけたこともなかった。

今のところ、電車では座れるので問題がないが、もし優先席付近にヘルプマークをつけて立っていたら席をゆずってくれるのだろうか心配だ。でも本当に電車で体調が悪くなった時のために当分はヘルプマークを付けておこうと思う。