■外来受診(免疫抑制剤)

免疫抑制剤とは、免疫系の活動を抑制、阻害するために用いる薬剤。移植後に臓器や組織(骨髄、心臓、腎臓、肝臓)に対する拒絶反応の抑制に使用される。私も移植後はずーっと服用し続けている。また免疫抑制剤は、適切な免疫状態を維持するために、常時体内の薬の量を一定に保っておく必要がある。そのため決められた時間に決められた量を服用することが大切である。私も朝の10:00と夜の22:00に決められた量の服用を続けている。そのため今日は疲れてるし早く寝たいなー、となっても22時までは薬があるため寝れない、ちょっと不便な薬である。免疫抑制剤にはグラセプターやプログラフ、ネオーラルなどがあるが私はプログラフを服用している。

DAY250を過ぎた先日、外来受診でついに免疫抑制剤が無くなった。医師が「血液の状態、体の状態も落ち着いてきたので、免疫抑制剤を一旦止めてみましょう。」とのことだった。これで免疫抑制剤からも卒業できた。決められた時間に薬を飲まないといけないこともなくなり楽になる。また一歩前進だ。

継続して服用している薬をまとめておく。
ウルソ(100mg)肝臓、胆道、消化機能を改善する薬。
タリオンOD(10mg)アレルギー性鼻炎、かゆみを抑える薬。
ゾビラックス(200mg)抗ウイルス薬。
の3種類に減った。

病院の帰りに会計をしたときに、いつもより診療費がとても安くなっていてとても驚いた。今までは毎回医療費が万単位かかっていたのが、今回数千円になっていた。免疫抑制剤も結構高額な薬なんですね・・白血病の薬に関して何かと薬代は高くつくなーとつくづく思うとともに薬代も減って少しうれしくもなった。