■一時退院(PET検診)

次の転院先である病院から、PET検診を受診してください。と連絡を受けた。検診日は6/20。都内のため1人で電車にのって病院に向かう。病院の建物は少し古い感じはするが施設はとても大きい。事前にもらった病院内地図を片手に、PET検診受付まで行く。

受付を済ませるとまず問診票を記載しその後、検査着に着替える。この時、金属はNGのため全て外さないといけない。次に簡単な問診を受ける。ここで身長と体重を測り、血糖値も測定する。そこまでするといよいよ放射線マークの付いた扉の中に入っていく。

扉の中にはまず処置室という所で処置が入る。処置室で順番待ちをしていると500mlのペットボトルの水を渡された。『この水をPET検診前に全て飲んでください。』と指示される。順番になり処置室に入る。処置室では、採血と同じように左腕を差出しそこに点滴用の針が刺され薬を注入される。注入には担当者が機械を使ってなにかしらボタンを押すと薬が注入され始める。注入時間は約5分程度。

薬が注入されると、今度はあらかじめ決められているブース(マンガ喫茶の個人ブースのような場所)にリクライニングシートとタオルケットがあるためそこで約70分安静状態にしなければならない。この時、本や音楽・携帯をさわるのは禁止だ。何かに集中するとそこに血液が集まり、検査結果がうまく出ない場合があるとのことだ。私は早めに水を全て飲み、目をつぶってウトウトしていた。

検診時間になると、ブースについているナースコールシステムから呼ばれる。『検査の時間になりましたのでトイレに行ってから、検査室の前でお待ちください。』と言われ最後にトイレに行く。おしっこが膀胱に残っている場合も検診結果が上手く出ないらしい。

順番になり検査室に入る。部屋にはCTと同じようなドーナツ型の装置にベッドがついている。ベッドに横になり、担当者に両手を軽く拘束される。担当者が部屋を出てベッドが動き出す。はじめに、おやくそくの?「息をすってー」「止めてー」「楽にして-」の声とともにベッドが動き、その後は足から徐々に頭までスキャンしていく。所要時間は約20分程度。

その後、放射線が体から放出されているため約20分ブースで安静にする。この時は、本や音楽・携帯はOK。安静の時間が終わるとナースコールで完了したことの連絡がある。そして着替えて会計へ。費用は約3万円程度だった。

すごく時間のかかる検査であった。ただ検査に来ている人は結構おり、機械はフル稼働状態たっだ。