■外来受診(ドナーさんへの手紙)

骨髄バンクによって提供を受けたドナーさんの情報は患者は知ることができない。ドナーさんもしかり、どの患者に提供したかは知ることができない。ただ患者はドナーさんに感謝の気持ちを伝える手段はある。それは手紙だ。骨髄バンクを通じて患者はドナーさんに手紙を書くことができる。だた手紙は2回に限られている。

私は、移植を受けた後1ヵ月程度経過して時点で1回目の手紙をドナーさんに書いた。その時は妻、子供含め家族全員で手紙を書いてドナーさんに送ろう。という事になり私、妻子供含め各々手紙を書くことにした。

私は手紙でドナーさんに感謝の気持ちを伝えられるように。病室で一生懸命文面を考えながら、便箋に手書きで書いたのを覚えている。結果便箋5枚ぐらいになった。でも、後々気づいたのだが、骨髄バンクが出している手紙の書き方の注意事項には、個人が特定できるような情報などは書いてはいけないことになっていたのだ。完成した私の手紙の中身を読んでみると・・・思いが届けばと思い、いろいろ具体的に書いてしまっていたので、個人情報がわかるかもしれない状態になってしまっていた。妻と相談し再度書き直すことに・・・結局便箋2枚程度のあっさりした手紙になってしまった。

今回、移植後1年が経って、元気でいられている事に感謝してドナーさんに2回目の手紙を書いた。いろいろ手紙の制約事項を考慮して書いたため今回も一般的な文面であっさりした感じになってしまった。ただ、ドナーさんには本当に感謝をしている。

この場をかりて骨髄バンクに登録しているドナーの方々、また骨髄提供を行ってくださったドナー様全ての方々に感謝を申し上げたい。本当にありがとうございます。あなたたちの善意が私のように命をつなぐことができている人がいるのです。私はこの先”感謝”を忘れずに生きていこうとあらためて思う。