■外来受診(はやり目?)

移植を受けるとその後の生活で、体の変化について、病気になる前ならほぼ気にならなかった些細なことでもすごく気にかけてしまう。特に妻が・・

ある日の朝、妻が心配そうに声をかけてきた。「目が充血してるよ。大丈夫?」と。目の充血?私はちょっと目にゴミが入っただけだろうと思って、「ああ、大丈夫だよ。」と適当に返事をかえした。妻はほんと気にしすぎだ。特に病気になってから、日頃から私の肌が少し荒れているだけでも「薬ぬった?大丈夫?」と面倒なくらい心配してくる。いやいや、大丈夫でしょうー。と私は思ってしまうのだが。

次の日も朝、目が充血していた。そして目ヤニもすごい。妻が「今日も目が赤いよー、絶対なんか変だよ。病院に連絡したらー?。」と言われしぶしぶ病院に電話し、通院することに。一旦定期的に通院している血液内科に相談するとすぐに眼科に連絡し受診できることになった。

眼科では、「症状からするとはやり目かもしれないです。」とのことで、目の検査をしてもらった。

なお、はやり目(ウイルス性結膜炎)とは、ウイルスにより充血やまぶたの腫れ、流涙、まぶたの裏側のブツブツが発生する病気であり、抵抗性の弱い人に発症する病気とのことだそうです。

検査の結果「ウイルスは確認とれませんでした、ただ、はやり目には潜伏期間があるので、数日後に再度受診してほしい。」との事でその日は帰宅した。
数日後、なぜか目の充血は落ち着いて目ヤニもなくなった。後日の受診でも医師から目に異常がない事を確認していただきその日も帰宅。結局大丈夫だったみたいだ。

移植後は何かと体は弱くなっているのだろう。そして小さな体の異変も気にかけるようになる。特に妻が・・先ほども妻が「今日顔がカサカサしているよ。薬塗ったー?。」だって。