■外来受診(障害年金5)

障害年金を申請するために、年金事務所から言われた”受診状況証明書”を手に入れるために病院に来た。
”受診状況証明書”とは、病気になった初診日を証明する資料である。その資料は病気の初診を受けた病院で発行してもらう必要がある。私は白血病と初めて診断された地元の総合病院にその証明書を取りに来た。

久しぶりに総合病院に来て、病気になった時のさまざまな思いがよみがえる。初めて白血病と診断されたときの絶望感。初めての抗がん剤治療の大変な思い。主治医にはとても真摯に対応してくださったこと。など。当時はとても辛い事が沢山あったが、今となっては少し懐かしささえ感じた。

”受診状況証明書”は、病院の受付で記入用紙に必要事項を記載し、窓口に提示するのみだった。窓口では「発行には1~2週間かかります。証明書はもう一度病院まで取りに来られますか?それとも自宅への郵送にしますか?」と聞かれた。私は「郵送で。」と答え「では、お支払いはあちらの支払い窓口か精算機でお願いします。」と言われ、その後、精算機で支払いを済ませて手続きは終了した。

ただ、総合病院まで来て懐かしささえ感じていた私は、当時の主治医に会えないか?と、血液内科の外来受診窓口の方に行ってみた。そこには本日の検査医の名前が書いてあるパネルがあるので、そこを眺めてみたが、主治医の名前は確認できなかった。今日は当直ではないようだ。。主治医を探して病棟まではさすがに行けないので、そこで諦めた。
主治医には本当ーにお世話になった。なので、もし会えたら「こんなに元気になりました。」と挨拶をしたかったのだが。残念だ。

病院の名残惜しさから、無駄に病院の食堂でご飯を食べて病院を後にした。
ちなみに”受診状況証明書”の発行の費用だが、、約5、000円かかった。。

・・5,000円!?・・たかっ(汗)

後日郵送で”受診状況証明書”が自宅に送られてきた。